【1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法】山口揚平
皆さんこんばんは
この本のタイトルを見て購入してしまいました。
1日3時間の労働でよければ夢が広がりますね。
7時間睡眠、10時間職場、食事の準備、買い物などやっていたら寝る時間・・・
そんな毎日の私です。
1日の労働時間が3時間だったら・・・
投資が趣味なので、株式情報も見れますし、スポーツも旅行ももっと出来る。
単純計算ですが、3時間の労働×2で1日働けば6時間で2日分
3日も働けば、4日休めるわけですから、旅行にも行き放題ですね。
と思いこの本を購入しました。
この本は3時間だけ働きましょうというものではなく、そのような思考法、3時間でも最大の成果を出せるような思考力を鍛える。というようなスタンスです。
なので私たち会社員には、3時間で帰るというのは無理なので、幻想に終わるわけですが、思考方法や、ロジック、これからの時代について言及されており、その部分が大きく参考になったため、購入、読了して、後悔はありません。
2020年に東京オリンピックがありますが、その後の世界について考えたことがあるでしょうか。キャッシュレス化が急激に進むのだろうか。これは堀江さんの本にも書かれていた言葉を参考にしていますが
皆さんは10000万円の価値を知っていますか?
10000円の価値って22円なんです。
経済の話にもなりますが、10000円の価値というのは、時代によっても変化します。もしかしたら、20年後、急激にインフレが起こり10000円の価値は本当に現在の22円相当になっているかもしれません。
少し話がそれましたが、本書にはお金の価値というものについて、考えられる内容があります。
時代はマルチに変化し、社会全体も変化しています。
大学へ行き一流の企業に就職しても、日本の終身雇用のシステムは崩壊しつつあります。現実に1日3時間しか、働かなくても充分な収入を得ている人もいます。
新たな職業は時代とともに生まれて、衰退していく職業もある。時代の変化についていくためにも常に、思考を進化させ、時にマイノリティとマジョリティを逆転させるような、そんな能力が求められていく。私はそう思います。
本書は、具体的かつ有用な提言が数多くあり、その表現方法は時に、小説を読んでいるようなそんな気分にさせてくれ、ページをめくるスピードがどんどん加速していく、そんな気分でした。
抽象と具体を自在に行き来するような思考力を身につけるには適した1冊と思います。この本を読みながら、未来を考察する能力を習得してください。
ではまた明日!