(投資と読書と旅@ミニマリスト)北国からのつぶやき

株式投資、dポイント、書評、北海道グルメ、旅行記とやりたい事

このエントリーをはてなブックマークに追加

退職代行に考える時代の変化と考察(前編)

退職代行に考える時代の変化と考察

 

退職代行「大人気」、20~30代に広がる「コスパ意識」の恐ろしさ(平賀 充記) | マネー現代 | 講談社(1/5)

こんなニュースを目にしました。

感想的な物を書いてみたいと思います。

 

 

退職代行とは

読んで字のごとく、退職を代行してくれます。

受けてくれる会社に電話して、「今の仕事を辞めたい。」と伝えるだけ。

あとは、代行した会社が全てを行ってくれる。そんなイメージです。

 

辞めたい人は、面倒なしがらみに、とらわれる事なく、代行した会社にお金を払う事で簡単に辞められる。というサービスです。

 

コスパはいいのか

大体が3万~5万で請け負ってくれるようです。

安いかどうかは、その人の価値観によると思いますが、私は選択肢としては、アリだと思います。上司の顔も見たくない。会社に行くだけで、めまいがする。そんな人は、心が壊れる前に利用した方がいいでしょう。

 

問題点と課題

まず代行会社に課せられたノルマは「退職」であって、もしパワハラ違法就労で、悩んでいるのであれば、弁護士等のいわゆる法律家や、労基署に相談した方がいいでしょう。彼等は、無資格者である事も多いようで、そこまでは面倒を見てくれません。

ただきちんとした会社で、ある程度、働いていれば、3万~5万円くらいは、退職金が出ると思うので、その費用で賄う事は可能だと思います。

 

ただ会社と、就労者の間にも、当然に雇用契約がありますし、辞めます。という意思に対し、即時に辞められる物ではありません。

 

 

就業規則に、退職の1ヵ月前に、退職届を提出する~とか

色々ルールがありますよね。(大体は賃金を放棄することで辞められますが)

 

ただその場合は、就業規則に違反していることになり、それが原因で会社が大きな損害を被った場合は、訴えられてしまう可能性もあるわけです。

 

大体は、損害は特になく、会社も面倒だし、費用も時間もかかるので、そのまま退職になると思いますが、そういったケースも考えられるわけです。

 

まとめ

退職するとき、多くの会社が理由を問い、慰留するようです。それが面倒で、適当な理由を会社に伝え、退職していくというケースが多いようです。辞めたくても、慰留され、罵倒され、結果面倒になり退職代行に依頼するようです。

 

私も労務を扱いますし、採用、解雇、退職、様々なイベントに遭遇してきました。

私は、退職=悪とは思いませんし、慰留はするかもしれませんが、無理にとは言いません。優秀な人材を失う事は非常に悲しいですが、優秀な人材であるが故に他のステージでも通用するので、去ってしまう事も理解できます。

 

 いきなり部下が来なくなり、退職代行の会社から電話が来たら、私なら相当驚きますね。(みんなそうだと思う)そうしてしまったこちら側にも責任はあるだろうし、余計なお金を使わせてしまった申し訳なさと、事前に相談してほしかった寂しさを感じますね。

明日いきなり、代行会社から電話が来たらと思うと、今からぞっとしますね。笑

些細でもいいから、何でも相談してほしいです。

 

 

 明日は、実際に退職代行を経験した友人の話を(後編)として書きたいと思います。

 

ではまた明日~

 

2019-2020年版 図解わかる 会社をやめるときの手続きのすべて