こちらの続きです。
後編は、実際に知り合いの会社で、退職代行を使用した社員の話を書きます。
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不意に退職代行で辞めた社員
(日付等は実際とは異なる場合があります)
8月5日 8時20分
退職代行サービスから連絡。
○○様が退職したいとのことで、代理人の~
という趣旨の電話がくる
8月5日 10時頃
代理人(退職代行会社)会社着。
退職の手続きを進めたいとのこと。今後のスケジュールの確認。
会社側は本人の意思確認が出来ないと、退職手続きは進められないと連絡。
とりあえず本社と相談するとの回答で、代理人は退職届を受け取り、代理人引き上げ。
8月5日 13時頃
会社側は本社へ相談。会社としては、本人との意思確認が出来ない以上退職手続きは難しいとの見解。
8月5日 14時頃
会社から、本人に連絡するも電話に出ず。
代理人に電話に出てもらうよう伝えるも、本人は話したくないとのことで、代理人を通して欲しい。もう電話はしないで欲しいとの事。
8月6日 9時頃
とりあえず、年次有給休暇で整理。(残10日)
8月8日 10時頃
直筆、押印有の退職届、制服、社章、返却。(代理人から)
職場のデスクも片付けていく。
8月8日 15時頃
8月末までは、年次有給休暇と、無給の休暇で整理し
8月末での退職になるだろうとの事←今ココ
といった具合です。
いきなり連絡もつかず失踪のような感じですね。
会社側は初めて退職代行を使用され、困惑。本人は変わった様子も特に無かったとのこと。
退職社員の気持ち
本人スペック
・22歳新卒
・そこそこいい大学卒(経済学部)
・仕事は新人の中でも出来ない方だった。
・職場の飲み会には参加していた。
・4~6月までは研修期間で、7月から配属
こんなところでした。
まぁおそらくですが
なぜ辞めるのか、説明するのも面倒。
もう会わない人たちだし、出社も電話も面倒。
ちょっと後ろめたい気持ちもある。
こんな感じと思います。
彼からしたら、この手間と3万?程度を天秤にかけて、代行サービスを使用した方が楽という結論に達したのでしょう。分からなくもありません。
一方おじさん達の気持ち
退職代行の言葉も知らない、人もいたようで、
職場は一時??????となったそうです。
人事の人もベテランで、あまりそういった話は知らなかった様子。
非常識との見解が多かった中、若手社員からは、分からなくも無いとの見解。
団塊世代には、生涯雇用が当たり前の時代なので、理解しがたい制度なのでしょうね。
個人的に思う事
大きい会社で、人事部があれば、上司にではなく、退職の意向を伝え、代行してくれる部署があってもいいのかと思いました。会社としては、慰留せずとも理由を知りたいものです。
正直に、キャリアアップでも、面倒になったからでもいいので、理由を聞いて、また採用活動に活かしていきたいからです。
こういったケースって、データベース化すれば結構傾向が見えてくるんですよね。
最近はAIがデータベースから退職しそうな社員を見つけてくれるようなソフトもあるようで、時代は進化してきています。AI+人間の判断が加われば、採用や人事は大きく力を発揮すると思います。
退職代行いかがでしょうか。皆さんは使ってみたいと思いましたか??
私は、自分で手続きをすると思いますが、3万円なら、選択肢の一つとしてはありだと思います。
そして、人事や採用を経験している身としては、退職代行を請負う側でやってみたいという気持ちもあります。ビジネスとして、成長の余地を感じます。
もし感想がありましたら、是非教えてください!
退職代行、アリでしょうか?ナシでしょうか?
初見さんも 少しでも面白いと思いましたら、是非読者になってください!
ではまた明日です。