【ビジネスマンのための「読書力」養成講座】 小宮一慶
小宮一慶おすすめ本
こんばんは
皆さん読書していますか?
本が苦手な方はまず私のブログから読んでみましょう!
おすすめの一冊を紹介ます!
日常的に本を読む方は、読んで欲しい本など教えてください!
おすすめの一冊お待ちしております!
今日はこの一冊です。
「読書力」を鍛えれば、頭はどんどんよくなる!
『本は読み方次第で、いくらでも、読み手の頭をよくしてくれます。いくつかの専門分野なら、読書による独学も可能です。読書は、いまも、わたしにとって最高の勉強法です。』
これが本書の切り出しで、読書について、述べています。
さて皆さん
本を読んだだけで満足していませんか?
本当に頭がよくなっているのでしょうか。
そのテーマの解決がつまり「読書力」です。
しかし、がむしゃらに多読しても頭はよくならない。
読む本によっても「読み方」が存在し、読み手の知識レベルにおいても、「読み方」が変わってくる。
ここに簡単な例をあげます。
・辞書を読む時。
・六法全書を読む時。
これを速読しても意味がありませんよね。
・ビジネス本を読む時。
・一度読んだことがあり、ある程度内容が分かっている本。
・自分の正通している分野の本。
これについてはある程度速読しても大丈夫な場合もあります。
それではどのように「読書」するのが望ましいのでしょうか。
5つの読書法
著者は、読書は「速さ」によって区別されるものではなく、「目的」によって使い分けるべきものであると主張しています。
著者は目的に応じて、①速読、②通読レベル1、③通読レベル2、④熟読、⑤重読(再読)の5つに分けている。
文字数の都合で全部紹介しきれませんが、一部紹介します。
① 速読
結論から言いますと、速読では、頭はよくなりません。
「速読」というスキルは、皆さんもご存じと思います。私も時々、使用します。
コツがありますが、慣れればある程度のレベルには到達できます。
著者は本章でいきなり「速読では頭はよくならない」と述べています。論理レベルが高い人が書いた本を読んで、その論理を「なぞる」のが非常によい方法であるとしています。ですが、速読では難しいでしょう。理解するのに時間がかかり、ただ文字を追うだけとなってしまいます。先日の記憶術の際も述べましたが、すぐに忘れてしまうと思います。読んだ気になって満足して終わりと思います。
頭をよくするには、自分より論理レベルの高い人の本を、じっくり読む必要があるのだ。
だからといって、著者が速読は無意味と言っているわけではありません。速読にもメリットがあります。
ただ世の中が「速読法」と銘打って、速読のスキルだけが一人歩きし、本来速読すべきではないところでも速読をし、読んだつもりとなって満足している。
私はそこに警鐘を鳴らしていきたい。
速読のメリットとは、「必要十分な知識・情報を素早く手に入れることができる」ということだ。そのために「得たい情報」と「捨てる情報」を一瞬で見分ける力が必要だ。その際には、ある程度の経験や勉強が必要となってくるのだ。
それを踏まえた上で、速読とはどうするのか。
という内容が書いてあります。これについては、本書を確かめてください。
② 通読レベル1
最初から最後まで読むのが通読
通読とは、一般的な読み方。そのためここでは割愛する。
著者は通読をさらに2つのレベルに分けている。
だからといって、通読レベル1は、ただただ「本を読む」ことではない。
重要なことは常に「仮説」と「検証」しながら読書をするということ。
これを通読で実践し、集中して読書を行う。思考停止でただ文字を追っているだけでは、脳は喜ばない。
ビジネス書を読むときは「お客さま第一」という視点をベースに、仮説を立てながら読書を行う。その仮説に対して本の著者がどのようなスタンスなのかを見極めながら読書をするといった具合に。
いろいろな仮説をどんどん検証しては、また新しい仮説をつくりだしていく、というプロセスを繰り返して、視点を広げ高めていくことができるのだ。
本章の最後には著者が読んできた中で「②通読レベル1」に最適な書籍が数多く紹介されている。読書が苦手な人は、ここから試すといいと思う。
通読レベル2
論理的思考力を高め、頭をよくする通読レベル2の読書法
通読レベル2と熟読が、小宮氏の言う「頭をよくする読書法」である。
このレベルが重要であり、本書のキモである。
この本書における重要ポイントは、是非本書を実際に読んで実践して欲しい。
⑤重読(再読)
人間としての成長を促す本は重読。
最後は重読(再読)である。これは同じ本を繰り返して読む読書法の事である。
よく 「~については〇〇冊読破した!」と息巻いている人がいる。(私の事・・・・)
何冊読んだという行為は重要ではない。
読んだ本の中から、どれだけ理解し、実践し、物になっているかが重要なのだ。
重読のメリットは
記憶術の記事を書いた時にも述べましたが
回数×印象の合計が人間の記憶には重要です。
この回数、印象の両方を増やすことが出来ます。
特に人生を知っているような人が書いた本。
これがおすすめです。
抽象的ですが、
新入社員の頃に読む印象。
社会的地位も変わり、成熟してまた読む印象。
これは、まったく違うものになっていると思います。
著者の進める、重読本ですが
具体的に著者があげているのは、中国の古典である「菜根譚」と安岡正篤の「論語の活学」だ。著者は20代後半にこの書籍に出会い、50代になった今でも、読み返すという。
読むたびに新たな発見があり、学びを得ることが出来る。そんな一冊なのでしょう。
当然に連続して、何度も読んでも効果は薄いですね。
一流経営者の本として松下幸之助の「道をひらく」、ドラッカーの「抄訳マネジメント」なども紹介されている。これらも重読に適しているという。
本書は、これらを踏まえた上で、読書力を高める8つのポイント。
ビジネスマンが必読すべき書籍が60作品も紹介されている。
私もその中からまた本を読み、感想を書き、自分自身成長していきたいと思う。
何度も言っていますが、私はこの言葉をブログのテーマとしてこれからも書いていきたいと思う。
「読書は人生を豊かにする」
以上です!
ご一読あれ!
明日は、要望もありましたので、私の人生を変えるきっかけを作った1冊を紹介したいと思います。決して難しい内容の本ではないのですが、多くの気づきを貰い、後の人生を大きく左右することとなった1冊です。紹介するは恥ずかしいので少し迷いましたが、鬱で入院していた暗黒の時代を支えてくれました。
お楽しみに!
ではまた明日です。