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【世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた】永井孝尚

世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた

 

久しぶりに、本の紹介が出来ます。

 

最近読んだ中では1番勉強になった1冊です。

最近価格自由が流行っていますが、この本の内容でしたら、3000円は払ってもいいくらい中身のある1冊でした。

 

 

本書をざっくり。

タイトルを見ると、本を50冊紹介しているように感じますが、実際の中身はそうではありません。1流の50名を紹介しています。

 

成功者と呼ばれる人たちは、総じて皆、努力をしています。

真の実力者は、人間的にも優れているものです。それを50名分、本書1冊で学べるのですから、非常にコスパのいい1冊です。1流の思考たっぷりいただきましょう。

成功の理由

1つ例を挙げると、北海道のコンビニ「セイコーマート」このコンビニは北海道でNo1の実績を誇る。

日本のコンビニは、セブンイレブンファミリーマート、ローソンが占めます。

その中でなぜセイコーマートが生き残っているのか。ましてや北海道でのシェア率1位なのか。

セイコーマート

  • 24時間営業を行わない
  • おでんやドーナツを売らない
  • 北海道に地域密着

などの特徴があります。最初の2つだけみると、他のコンビニに劣りそうですね。

ですが、地元北海道の食材を調達、製造を行い、配送も自社トラックで完結させてしまいます。地元北海道の素材を使用することにより、コストは安くかつ高品質な商品を提供出来ます。おでんやドーナツはセールスポイントではないから、売らない。他のコンビニやお店で買ってくれ。というようなスタンス。

 

一見不便にも思いますが、この選択と集中により、総菜などは、高品質な物を低価格で販売できる。自分たちの強みを活かして、営業している訳です。

 

北海道以外だと、営業コストもかかり、品質も落としてしまうので、事業拡大は行わない。

「自身の強み」をしっかり理解しているからこそ生き残っていけるわけです。

 

プロ野球選手に例えましょう。

パワーの無い選手は、ホームランをアピールするのでは無く、守備や走塁、打率をアピールしますよね。

 

ホームランを打てなくても、自分の強みで生き残っていきます。

 

この考え方は、競争の上で全てに適用されます。

 

優れた相手の真似をしても、超えられなければ、劣化コピーになってしまいます。

それならば、自分の強みで勝負する。といった具合です。自分の武器が何なのか、蓄えるべき武器は何なのかが、生き残るためには重要になります。

 

 

まとめ

一流の方はみな総じて、己を高める能力に長けています。

努力をすることもさることながら、努力の方向も、常にベクトルを変え、変化し続けることにより、常に最適に近い物に近づいているのでしょう。

 

本書では、成功者の思考、リーダーシップ、経営戦略、人としての魅力と多くを学べます。学業だけでは学べない、一流の思考を学んでみてはいかがでしょうか。

 

世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた

【世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた】永井孝尚

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