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アルコールの上手な付き合い方

 

アルコール依存症治療革命

 

 

日本のアルコール依存症人口

現在、日本の多量飲酒者は約980万人と言われています。 2018年に厚生労働省科学研究班が行った調査によると、アルコール依存症予備軍の数は推計294万人、アルコール依存症数は推計109万人と言われています。

 

前述の値から計算するとうち約4割の400万人強が依存症およびその予備軍なのです。しかも年々増加傾向となっています。

アルコール依存症って?

アルコール依存症と聞くと何か特別な疾患という印象を持たれがちですが、定義としては長年の大量飲酒によって引き起こされる生活習慣病であり、自分で飲酒をコントロールできない精神疾患でもあります。

依存症になると仕事や家族などよりも飲酒の方が優先されるようになり、症状が進行すると手が震えるといった禁断症状(離脱症状)や、一日中アルコールが入っている状態が何日も続く連続飲酒といった症状が現れます。これが意外と身近な存在で、毎日飲酒習慣のある人は、注意が必要です。

ストロング缶の恐怖

近年のアルコール依存症および予備軍の増加を加速させている原因のひとつに、ストロング系酎ハイの増加と低価格化が挙げられます。通常の缶酎ハイのアルコール度数は6%未満、ビールは4.5~5%と比較しストロング系の度数は実に7~9%。最近は12%の物も出てきています。

そんな強いお酒が350ml缶で140円程度、しかもコンビニで24時間いつでも購入できるわけですから、外で飲むより安上がり。しかも手っ取り早く酔えると毎晩のように買い込んでいる方も多いのではないでしょうか。 実際、ストロング系酎ハイの市場は伸びる一方。しかしこれが大きな罠なのです。

アルコールの摂取量と健康

 ストロング系酎ハイのロング缶(500ml)に含まれるアルコール量は36グラム。厚生労働省は成人男性の場合1日20グラム、女性は10グラムを適量としていますので、ロング缶を1本飲むだけで適正量を大幅にオーバーしているのです。それを、1缶ならまだしも、2缶、3缶と飲む人もいます。週末の2,3缶を楽しみに、そのうち休日の飲酒が楽しみになり、平日にも飲酒がしたくなります。こうして平日にも2,3缶、日中帯に飲む人はもうかなり依存しています。

摂取量の目安

成人男性の場合1日20グラム、女性は10グラムを適量としています。

ストロング缶は36グラム、3缶飲めば推奨量の5倍になります。飲み会の頻度が多い人は、簡単に摂取推奨量を超えていることを自覚しましょう。

 

男性で言えば、ビールは350mlの1~2缶。

女性なら1缶程度が適量なのです。

 

これじゃ足りなくて寝れない、イライラするなどを感じるあなたは、既に依存症予備軍です。

 

 

お酒の量減らしたくなりましたか?

 

うちの父もかなりのアルコール依存予備軍で

先日実家帰った時に、飲酒量を減らさなければ、縁を切ると宣言してきました。

飲酒量を減らしてくれると嬉しいですね。

次回はアルコールと、脳についてお話ししたいと思います。 アルコールで脳って萎縮するんですよ~恐ろしい。

 

ではよい週末を~

 

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アルコールの上手な付き合い方2