【大学生活を極める55のヒント】坂野博行
はじめに
こんばんは、大学生になる人、既に大学生の人。
是非読んでほしいのがこの一冊です。
私は大学生活を極める55のヒントを社会人になった今、初めて読みました。
これで大学生活はバッチリだぜ!
時間とお金
さて、実家が貧乏だった私。お金の使い方には厳しいです。
仕送りをもらっている人。アルバイトをしている人。
それぞれいると思います。
アルバイトをしている人に質問です。
そのバイトを選んだ理由は何ですか?
理由によっては大きく損をしています。
あなたは今、時給1000円でバイトをしているとしましょう。
仕送りは50000円貰っているとします。
この場合、50000円は、あなたにとって50時間とイコールの関係になります。
50000円なければ生活出来ない場合。あなたは、50時間バイトをしなければならなくなりますね。
時は金なりですが、お金で買える時間もあります。
歩いたら1時間かかるけど、タクシーだと10分
タクシーが500円とすると、家に帰るまでの50分を500円で買えますね。
- 早く帰って勉強しなければならない。
- 雨が降っている。
- 早く帰らなければならない理由がある。
こういう場合はいいでしょう。
一方で
- 時間には余裕がある。
- 歩くことで運動不足解消になる。
- そもそもお金がギリギリ
こんな場合は、無駄遣いになりますね。
あなたの環境は、500円は30分働かなければ得られません。
場合によっては、30分働ける金額で、50分得られるから、早く帰りたい。
その時々によってタクシーの価値も、徒歩の価値も変わるわけです。
もしダイエットをしているならウォーキングにになりますよね。その場合は一石二鳥ですから徒歩の価値が上がります。
アルバイトの選び方
バイトは一石二鳥、三鳥を狙います。
具体的には
体を鍛えたい、痩せたい。→引っ越し屋のバイト
賄いで食費を浮かせたい →飲食店
こんな感じです。
私のおススメ
- コンビニ 色々なスキルが身につく。対人、品出し、レジ打ち、観察力、分析力。どの時間にどんな人が来る。どの層がどの商品を買うなど。スーパーより得られる物が大きいと思います。
- 賄いのある飲食店 食費が浮く、作る手間が減る。洗い物は職場でできる。お金と時間がどっちも増えます。デメリット、太る可能性。
究極のバイト
私は家庭教師だと思っています。
私が受け持ったところは、時給2500円でした。(2時間5000円)そもそも金額がいい。でも一番のメリットは、勉強ができる事でした。
英語
文法は中学でも同じ、単語の復習が出来る。中学、高校英語が完璧に身に着けられれば、応用が利く。新規に覚えた単語も笑。
数学
義務教育だけあって中学の数学は本当に大事。中学の数学をマスターすればあとは、応用の連続。基礎を固められる。これが本当に重要。問題を早く解く練習にもなった。
これが大きかった!
教えながら勉強出来るので、時間の節約になります。100%理解していないと人には教えられないので、自分も理解できます。
ちなみに、私は家庭教師と居酒屋、コンビニを経験しています。
バイト選びは、得られるお金 + α に何があるかを考えて選ぼう!
4年間(6年間)という期間
大学生活は4年(6年)です。以下4年にします。それ以外の学部は割愛。
入学して、ウェイウェイしている1年生。
慣れてきて、調子に乗ってきた2年生。
3年も、4年も!院生も!(めんどいからはしょった。)
大学4年はあっという間です。ある程度自由に時間を使える分、無駄に過ごす可能性もあります。
大学合格をゴールにしてしまった人が、燃え尽きてしまい、4年が過ぎてしまう事もあるようです。
大学入学はゴールでも、なんならスタートでもありません。
高卒で働いている人は、22歳でもう社会のスキルがある程度身についています。
4年働いている方に社会のスキルで勝てますか?無理ですよね。
総合職で入社すれば、給料は高いかもしれません。
ただスキルは空っぽです。
ただ大学生活では、残念ながら社会のスキルを学ぶ事は出来ません。アルバイトやインターンでは、得られない、社会の難しさがあります。
それを大学生活で得ようとするのではなく、逆に社会では得られない経験に使いましょう。
社会人になったら出来ないこと。(難しくなること)
- 部活(サークル)合宿等々。
- 旅行、特に留学。
- 友達作り。
- 趣味に没頭。
できれば大学生のうちにやっておいた方がいいこと。
- 一般教養
- 資格取得(働きたい職種の)
- 1人暮らしのスキル。
- お金の使い方。(無駄遣いしないスキル)
できればやってはいけないこと。
- 1人で過ごす。
- ギャンブル。
- 目的のない留年。
- 無駄遣い(時間もお金も)
まとめ
- 仕送りをもらっている人は、その分アルバイトなどに時間を使わなくていい。時間を貰っているのと同じ。
- アルバイトの選択は、得られるお金+αで選ぶと一石二鳥。
- 4年の間に他の人はどんどん成長している。何もしなければ、ただ4年歳をとった新卒。むしろ大卒という形でハードルを上げられる可能性。
- 社会人のスキルを磨くのではなく、大学生活でしか出来ない経験をして、視野を広げる。
個人的に、学歴にこだわる人は好きではありません。ルーツを知る意味で、出身学校を聞くのはいいと思いますが、30歳や40歳になった時に、出身校の偏差値なんて、もう関係ないですよね。高校の3年、大学の4年より、多くの時間を社会で過ごしているのですから。
今度は、高校編も書きます。
ではまた~