コラム的な物です。2分程度で読めます。
デジカメとiPhone
2008年に日本でiPhoneが発売されました。当時のカメラ機能はおもちゃ同然。
電話のついでに写真も撮れる。そんな位置づけでしょうか。
カメラメーカーは当然相手にしません。ライバルとも思っていませんでした。
なぜなら、相手は電話。写真を撮るものではありませんから。
デジカメの衰退
8年後の2016年デジカメの生産量は8分の1に減りました。
8分の1って凄いですよね。衝撃です。これには色んな背景があって
- iPhoneの台頭
- デジカメの機能に進化が乏しかった。
この2点と私は思っています。
iPhoneの台頭
まずiPhoneの台頭。当時はライバルですらなかったiPhoneが、いつの間にか成長し、追い付かれ、追い抜かれました。2008年時点では、予測しえなかったのでしょう。
今となってみれば必然的ですよね。未来を予測する力がいかに重要か気づかされます。
デジカメの変化
デジカメだって変化をサボっていたわけではありません。機能的には2008年から、2016年。驚くほど進化を遂げました。バッテリー量、画質。従来とは比べ物になりません。進化を怠ったわけではないのです。
世の中の需要
今やiPhone(スマホ)は、世の中に欠かせないアイテムとなりました。ほとんどの若者は持っているでしょう。ですがデジカメは、ほとんどの人が持っているとは言い難いです。写真を撮って、SNSに上げる。LINEで送る。このスピードはデジカメを上回ることは難しいでしょう。今後もこの勢力図は変わらない。むしろ開いていくのではないかと思います。iPhone1つで、電話とカメラの両機能が満足いくレベルで、実装されているのですから、これに勝つには難しいですよね。
まとめ
ライバルと思っていなかったiPhone。世の中ではこんな事も起こります。
デジカメはどのように進化していけば、時代に淘汰されなかったのでしょうか。
また今後デジカメはどう進化してば、シェア率を取り戻せるのでしょうか。
私の発想力では、回答は導けませんでしたが、読者さんの中で、面白いアイディアがあれば是非教えてください。
にしてもiPhone便利だなぁ。財布にもなるし。
ではまた~