【デジタルで読む脳×紙の本で読む脳】書評
こんばんはmzk です。スマホの台頭によって、私たちは、「読む」機会が非常に増えました。それ自体は非常にいい事と思いますが、「読む機会」が増えた一方で、「読む能力」 は備わっているのでしょうか。本書の内容と合わせて書いていきます。
読む機会は爆発的に増えている
スマホ等、デジタル機器の台頭により日常生活において「読む」行為は順に行わ れています。スマホに目を落とせば、文字が書いてあり、何かしらは知らずのうち に読んでいます。 なので、現代人は情報にねれ、短時間で多くの情報を処理しています。 簡単で、断片的な情報を処理する一方、複雑で、深い情報を処理する力は減っている傾向にあります。
深く読む力
分からない単語があったらどうしますか?多くの人は、スマホやパソコンを使用すると思います。数秒で答えに辿り尽き、多くの場合はすぐに忘れてしまいます。エビングハウスの忘却曲線に代表されるように、人間の脳はそんな物です。昔は辞書を引くなどして調べなければいけませんでした。時間が掛かる一方、多くのプロセスを踏むので記憶には残りやすいのです。 ググるに代表するように答えに辿りつくのは容易になりました。その一方で、深く読む機会と能力が養われていません。
長文を拒否
近年は、読む機会において、1回に読む文字数が非常に少なくなっています。 その弊害として、「長文は読まない」という傾向も生まれてきています。 日常に少ない文字数が多すぎて、長文を処理するのを拒否し、読解をしなくなって いる。これが、深い読みが出来ない原因となっています。 深い読みは読書によって養われます。文字数の少ない物から、「本を読む」習慣を付 けましょう。
環境を整える
私の書評は 1500~2000 字を目安に作成しているので、もし書評の記事を飛ばさずに読んでいる方は、一般の人より読む力が付いてきていると思います。深い情報と処理能力。現代は情報に触れる機会が多いので、取捨選択が重要です。浅く読めばいいのか。深く読まなければならないのか。また読まなくても良いのか。その情報にあった処理が必要なのです。あなたは日常で深い処理をしていますか?YouTube を見れば、勝手におすすめの動画が出てきて、無限に再生されます。それでは中々深い情報処理になりませんね。まとめTwitterやLINEなど、文書に触れる機会は多いのに、短文が多く、深く処理する能力が現代人には欠けています。処理する情報の媒体に関わらず、適切な処理が出来るように意識していきましょう。先日の10分読書も是非参考に。
まず10分集中できる能力を身につけましょう。
より詳しい方法が本書に記載されていますので、是非参照ください。
以上でした「デジタルで読む脳×紙の本で読む脳」でした~
他の書評はこちら
旅行はこちら
投資やお金に関することはこちら