【投資家メンタル】を鍛える【行動経済学見るだけノート】
私が、投資について発信しているのは、みんなの幸福度を上げるため。でも時に損失を出して、がっかりしてしまう事も考えられます。そうならないためにどうするか。っていう部分を書いていきます。
【プロスペクト理論】
これが最重要です。
1. 同じ金額なら、利益より、損失の方が大きく感じる
2. 利益はより早く確定させたく、損失はより先送りしたい
1なら、1万円利益を出すより、1万円損失した方が、金額が大きく感じます。損失を出すと、利益より大きく幸福度に影響するわけです。
2なら、慣れていないうちは投資で含み益の時は早く利益を確定させたくなります。
そしてクレジットカード、リボ払いも同じ心理です。これを利用してカードはリボ払いなどを推奨するわけです。実際は払う金額も大きく増えているし、借金が複利的に増えているだけなのですが。
それを踏まえて投資をするときは、利益よりも損失を出さないように取り組むと幸福度が高くなります。
欲張らず慎重に。短期で儲けようとすると損失が出て幸福度が下がります。そして投資をするときは、許容できる損失を決めておきましょう。5万なら損をしていい。10万なら大丈夫。という風に考えましょう。
ロボアドを使っている方は長期放置でいいと考えています。投資信託は短期の増減に一喜一憂するものではないからです。
マイナス20%くらいはあり得ると思っておいた方がいいかと思います。
【行動経済学とは】
上記はほんの一部を書きました。これを一番伝えたかったので。
行動経済学は、日々の生活のベースとなる心理学です。お金に限らず○○の時、□□をしやすい。○○の時、□□と感じやすい等々。
これがプラスに働く事もありますし、マイナスに働く事もあります。人間は常に合理的に行動出来る物ではありません。
ダイエットしたいのに、ポテチを食べる。
勉強したいのに、ゲームをしてしまう。
これも損失を先送りして、目の前の利益を追っているからです。
【ギャンブラーの誤謬】
大数の法則ともいいます。例えば、コインの裏表を当てる際、3回連続で表が出たとしましょう。次に出る方は表?裏?
勘のいい人はお気づきでしょう。
何回連続で表が続こうが、次の裏の確率は常に一定。1/2なのです。ですがパチンコなどもいい例で、最近負けてるから次は勝てそうとか、勝手に都合のいい方に解釈しがちです。
投資の世界でも同じですね。そろそろ反転しそうとか、根拠が無い予想は何の意味もありません。都合のいいストーリーを描きやすいのが人間の脳なのです。
【まとめ】
行動経済学のイメージとしては、心理学+経済みたいな感じ。基本でも知っておくと、自分が損をしない様に行動できる頻度が増えると思います。
脳に蝙されないようにちょっと知識は押さえておくといいかも知れませんね。結構日々の生活で当てはまる事が多く、読んでいて面白い本でした。万人におすすめ出来ます。行動経済学見るだけノートでした。
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