【スタンフォードのストレスを力に変える教科書】書評
こんばんは mzk です。前回の続きで、ストレスに関する書籍について書いていきます。
前回記事はこちら。
どちらも主題はストレスなのですが、アプローチが全く異なる物ですので、是非読んでみて下さい。
ストレスは負のエネルギーではない
ストレスが掛かっていると、能力がうまく発揮出来ないと考えている人が多いですが、適度なストレスは、能力を向上させてくれます。
科学的には、ストレスホルモンの分量が多い方が、テストの点数が良かったり、仕事の成績が良かったなどの成果を上げています。
この様な結果からも、適度なストレスは能力を向上させてくれると考えられます。
アスリートに置き換えても同様の事が言えます。
オリンピックの本番で、自己新記録を出す人がいると思います。
何百、何千と記録をしていた中、オリンピックという本番で、新記録が出る。不思議ですが、これも適度な緊張(ストレス)がもたらした結果です。
ストレスを味方に
同じストレスを受けても、感じ方は人それぞれです。
ストレスを害と捉えている人と、そうでない人。
アメリカで3万人を対象に行われた実験では、「ストレスは健康に害をもたらす」と考えている人の方が、死亡リスクが高まったとの結果があります。
ストレスはと捉えるか否かで、また結果は変わってくるのです。
適度なストレスは、いい影響をもたらすと考えていると、時にストレスも有益になります。
ストレスと幸福度
これはかなり衝撃的な結果でした。ストレス指数が高い国ほど、繁栄度も高いというデータがあります。
個人で見ても、ストレスを感じながらも、精神的に落ち込んでいない人の幸福度が高いのです。
当然に耐えがたいストレスは、有益とはいえません。しかし克服できるレベルの高いストレスは、人生に幸福をもたらし、満足させてくれるもになるのです。
これはリタイヤを考えている私にとって、衝撃的でした。お金が無限にあって、南の島で、優雅に暮らすより、適度なストレスがあった方が、健康で幸せな人生を送れるという事です。
なのでリタイヤ後は、仕事を全くしないのでは無く、自分の好きな仕事を、あまり費用や、リスクを掛けずに、行っていきたいと思います。
まとめ
ストレスは己を成長させ、人生に幸福をもたらします。それは自分の捉え方と、乗り越え方によ
って大きく変わってきます。
当然に押しつぶされそうなストレスは、時に不幸にし、絶望を感じさせます。
なので、自分が受けているストレスがどんな物か、自分はどう感じているかが重要です。
孫氏の兵法をご存知の方は
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。分からない方はググって下さい。
自分の価値観が大きく変わる1冊でした。仕事も時にストレスですが、人生の幸福度を高める物と思って、有意に活用していきたいと思います。
要約しましたが、書ききれない事がたくさんありましたので是非ご一読下さい。
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」でした~
ではまた~。
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