今日はこの本について感想を書いていきます。
ロマンあるタイトルですね。
この本を読んで学んだ事を箇条書きしていきます。
こんな感じでしょうか。書いていきたいと思います。
1勝9敗でもいい
負け越してるやん!!と思いますよね。
でもいいんです。10倍・100倍株を探せればそれでも問題ありません。
解説していきます。
10万円ずつ10銘柄を買えば100万円ですね。
1つの銘柄が10倍になって100万になったとしましょう。
そしたら、残りの全株価が半分になっても45万。
100万+45万で145万。45%の利益になります。
なので10倍株を探すのであれば、勝敗は気にせずとも、10倍・100倍となるポテンシャルのある株を探しましょう。とそんな感じです。
割安株の成長率を見る
株価が10倍になるという事は、単純に価値が10倍になるという事。
営業益10億の会社が11億に売り上げが伸びるのと、営業益1億の会社が2億になるのでは、価値が全く変わってきます。
そして、大型株の株価が10倍になる可能性というのは極めて低いです。
トヨタ自動車や、NTT、任天堂、などのいわゆる大企業は、株価を伸ばす可能性は大いにありますが、流石に10倍とはいきません。日本の携帯電話が全てドコモに代わっても難しいでしょう。そんなレベルの話な訳です。
なので、一発狙うのであれば割安株になります。株価が安いと大量に買えるので、値動きが激しくなります。100万円分、100円の株を買えば、10000株買えます。
なので、1円動けば10000円の含み益。この株価が1000円になれば、1000万になるわけです。私の経験だとライザップの時がこんな勢いでした。
10万が100万を超えて、ビビりました。毎日ドキドキです。
でも最近学びました。含み益100万となっていたりする状態だと、リスクを恐れてしまいます。なので、一度利確して買い直しましょう。手数料はかかりますが、精神的に
は楽になれます。上手く押し目買いと合わせて、活用してください。
要するに10倍を目指すなら、時価総額の安い銘柄を選びましょう。そういう事です。
PERは参考程度
株価/1株あたりの利益
がPERです。なので、低ければ割安と考えるのが一般的。
ですが、急成長をしている株には関係ありません。昔の例だと、ヤフーがそうみたいです。IT株はPERが高い傾向にあります。ヤフーは、PER4300になったこともあるようで、PERが高い=割高。と決めつけてしまうと好機を逃してしまいます。
PERが低い銘柄で言えば、銀行系がそうです。みずほ銀行もPERは9.03、三井住友銀行が7.95。と超割安です。
この数値で買いかというとそうではありません。業種にもよりますし、期待の表れでもあります。PERが高いという事は、期待されているという事でもあるのです。(過大評価されていることもある。)
四季報を読む
まぁこの本のタイトル通りなのですが、会社四季報は読んだ方がいいです。
と言って読む人は10人に1人居るかどうかと思いますが、一応言っておきます。
当然四季報は情報の宝庫です。意外な銘柄の意外な業績が明らかになります。
さーっとでいいので、一度読んでみる事をお勧めします。本書では、面白いコメントがあったものについても紹介しています。
個人的に思うのは、面白いコメントがあればそれに反応して、注目度が上がって出来高が増えるのでは?と思っています。そもそも注目されて買われなければ、株価は上昇しません。注目度を集めるという意味では、コメントも非常に重要と思っています。
感想
株式投資のスタイルは、自分に合ったものが一番だと思います。順張り、逆張り、ナンピン、損切、割安株、大型株、長期トレード、スウィングトレード
色々ありますが、投資スタイルはバッティングフォームのような物で、自分がしっくりくるものが一番です。セオリーに反していても、結果が出れば問題が無い話なので、無視しましょう。自分はこういうやり方で投資する。というのを見つけるのが大事だと思っています。色んな人の色んな考えを身に付けて、状況に応じた取引が出来れば無敵ですが、まずは自分にあった方法を見つけましょう。それが一番大事です。
会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方でした。
では皆さん、良い投資ライフを~