前回記事
適量な飲酒量
※厚労省飲酒とJカーブ参照
酒は百薬の長という言葉は聞いたことがあると思います。
ですが、この表を見るといかがでしょうか。
虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病のリスクは下がるものの、その他のリスクについては上昇している結果になります。
3つ目の表は、アルファベットのJになぞって、Jカーブと呼ばれています。
結局のところ
これには推測も含みますが、血圧とアルコールの相関関係については、そもそもアルコールにカロリーがある事。食事+飲酒+おつまみで、摂取カロリーが増え、肥満の人の割合が増える事にもあると思います。
肝硬変については、言わずもがなです。
アルコールを分解する肝臓を酷使すれば、限界が来るのは早まりますね。
当然の結果と思います。
ですが虚血性心疾患、脳梗塞、2型糖尿病のリスクが下がるというのは、注目すべき結果ではないかと考えています。
飲んだまま寝て、酔いが回っている間に寝たい。
という気持ちは分かります。気持ちいいですよね。
ですがこれが健康を損ねています。
なので
・飲酒は食事中に
・赤ワインなど、別の健康効果を期待できるもの
・糖質量をコントロール
を意識してみるといいと思います。
ちなみに死亡率に焦点を当ててみると、一番死亡率が低くなる割合は、一日平均で、女性の場合は10g、男性の場合は20g程度となっています。
ストロング缶が(500ml)が35gですから、毎日飲む物ではない事が分かると思います。350mlでも、毎日飲むには少し多いのです。
毎日飲む習慣のある人は、ビール1缶や、ワインをグラスで1杯。
それも食事中にとるのがいいでしょう。
まとめ
アルコールをやめる(減らす)と、良いことも多いです。
・お金がかからない。
・二日酔いになる事が無い。
・酔って迷惑をかける事が無くなる。
・疾患のリスクが減る。
私はそんなにアルコールを飲まなくなりましたが、家で映画やサッカーを見るときは、たまーにワインを飲みます。
ワインってお洒落だし、赤ワインには、抗酸化作用があるので、適量なら、一番体にいいと思っています。
認知症のリスクは高めたくないし、脳は何よりも大事にしたい。
最近脳科学の本や論文を読む機会が多くなって、脳の健康こそが、豊かな人生だなと思うようになってきました。
職場の飲み会が多い会社は、コミュニケーションの面では良いかもしれませんが、時間、健康リスク、お金と、色々な物と、天秤にかけて考える必要がありますね。
皆さんのアルコールに関する考えも教えてください!
以上アルコールの上手な付き合い方でした!
興味深い文献を見つけましたら、また紹介しますね~
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