予定通りの投稿です。
昨日の東大、今回は京大。
何となく対というか、そんなイメージですね。
私は東大生でも、京大生でもないので、誤解を生むかもしれませんが悪しからず。
学歴と年収
本の内容を書く前に、大学と学歴について書きます。
(興味ない人は飛ばしてください。)
先日、池上彰さんの、テレビで、大卒と高卒の平均年収の話をしていました。
結果としては、ご存じの通り、大卒の方の方が平均は高くなる。という内容もありましたが、「平均」についても触れていました。
平均年収400万とかってよく聞きますよね。この数字には罠があります。
5人の人がいます。
年収200万の人
年収200万の人
年収200万の人
年収200万の人
年収 1億の人
はいこの人達の平均年収は・・・・
2160万になります。
こんな具合で平均ってあてになりません。
貧困が見過ごされる理由の一つでもあると思います。
10人貧乏でも、1人が数億稼いでしまえば、平均年収は1000万を大きく超えてしまうわけです。
私は大卒の人の方が、年収が高くなる理由は
- 年収の高い会社に就職する。
- 勉強する(学ぶ)習慣を持っている。
- 在学中の経験が視野を広げる。
- 在学中に人脈が出来る。
- 向上心が強い
こんな感じだと思っています。
学歴にコンプレックスがある人もいるかもしれません。
ロンブーの敦さんは、青山学院を受験しましたよね。
難関大学を目指すような方は、大学に合格して、○○系の企業に就職して~
というようなビジョンを早くから描いているケースがあります。
そもそも向上心が高い。
そんなケースもありますが、能力が高い人、出来る人なんて言い方もしますが、そんな人はそもそも学歴なんて関係ありません。
私は堀江貴文さんを尊敬していますが、彼は東大に合格したものの卒業していない。
履歴書上の学歴は高卒と同じです。なんなら中退。しかもその後に、逮捕勾留されていたのですから、並みの人なら、詰んだと思ってもおかしくありません。
でも彼はそんなこと気にしていませんよね。
みなぎる自身と、並々ならぬ好奇心。好きな仕事だけやって、しかも食べていける。
人生を最高に楽しんでいると思っています。
クイズ番組でよく見る伊集院光さん
彼は学歴でいうと中卒です。ですが、あんなに賢いですよね。
これは林修さんも話していたのですが、学歴ってどっちにも左右するんです。
「さすが東大卒だね!」と言われることもあれば
「東大卒なのにそんな事もわかんないのか」とも言われます。
特化して専門的な勉強をしている人も多いですから、勝手にハードルを上げられて、なんでも知ってると思われる。彼らもまた大変なのです。
でも林修さんってなんでも知ってますよね。差が出てくるのはこういう部分だと思います。
林修さんは、プライドが非常に高く「東大卒なのにそんな事もわかんないのか」と言われたくないという思いと、知識を得たい思いが強いので、今の林修さんが出来上がりました。林修さんについてももっと書きたいのですが、またの機会に。
結論として
すごい人は、学歴に関係なくすごい。
向上心が高いから、学力も高い。
見ている視野が広い。
働く能力については、学歴は関係ないと思っています。
22~30歳くらいにかけては、社会経験が長い分、高卒の方の方が、仕事の能力は高いと思っています。これも前述の「平均」で語っています。
出来る人は出来るんですよね。学歴という自信が、後押しする部分もあるような気がします。
自分は学歴がないから・・・
ってネガティブになる必要は全くないです。
本当に出来る人は、人を学歴では判断しません。
自分を磨く時間に充てて、学歴厨の集いから脱出しましょう。
東大読書と京大読書
すごく長くなりました・・・・
本題に入ります。
私はどっちも読みました。東大→京大の順番で読みましたが、順番が変われば、感じ方も変わるのかなとそう思います。
まず両書に共通することから。
- 本の内容をアウトプット(実践)する。
- 読みながら、常に疑問を探す。
- 読むことによってどうなる(どうなりたい)か考える。
主張の異なる部分(東大)
- 速読について否定的
- 迷ったらベストセラーを読むべき
- 広く浅く知識をつける。
主張の異なる部分(京大)
- ガンガン速読、漢字だけ読んでも内容はある程度分かる。
- 読みたい本だけ読む。
- 狭く深く。知識をつける。
面白いですね。同じ読書術なのに、主張が異なる部分があります。
ただどちらも目的は近い。
ゴールは同じなのに、道のりが違います。
これについては、「睡眠」「勉強法」「健康法」などのテーマでも起こります。
私は、野球などで例えるならばバッティングフォームだと思っています。
ヒットやホームランを打ちたい=目的、ゴール
それに対するバッティングフォーム=道のり
1人1人能力も、環境も違いますから、最終的には、自分に合ったものを選べばいいと思います。
似た本を読むことによって、いいとこ取りが出来るわけです。
東大+京大を読み、いいとこ取りすることで、自分自身の読書術が出来ます。
また別の読書術を読んでいいとこ取りをすれば、また読書術が進化します。
読書はこの連続です。
単純に本をたくさん読む人は、どんどん知識がアップデートされて、理想のバッティングフォームに近づいていきます。
器用な人は一冊でフォームを固められるかもしれません。
それは人それぞれ。
まとめ
1日3時間寝ればいい人。
1日1食の方が、体調が良くなる人。
色んな人がいます。
一概にどっちがいいというのはありません。
無理やりまとめるならば
広く浅く色んな知識を身に着けたい。 → 東大式
自分の読みたい本を深く学びたい → 京大式
私は、どっちも取り入れて良いとこ取りします。
テーマの同じ本を読むという経験は非常に面白いものです。
是非お試しあれ!!
ではまた明日です。