(投資と読書と旅@ミニマリスト)北国からのつぶやき

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【京大読書術】 粂原 圭太郎 

偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」 仕事にも勉強にも必須な 「理解力」と「連想力」が劇的に身につく

 

予定通りの投稿です。

 

 

otasoooooon.hatenablog.jp

 昨日の東大、今回は京大。

何となく対というか、そんなイメージですね。

 

私は東大生でも、京大生でもないので、誤解を生むかもしれませんが悪しからず。

 

学歴と年収

本の内容を書く前に、大学と学歴について書きます。

(興味ない人は飛ばしてください。)

 

先日、池上彰さんの、テレビで、大卒と高卒の平均年収の話をしていました。

結果としては、ご存じの通り、大卒の方の方が平均は高くなる。という内容もありましたが、「平均」についても触れていました。

 

平均年収400万とかってよく聞きますよね。この数字には罠があります。

 

5人の人がいます。

年収200万の人

年収200万の人

年収200万の人

年収200万の人

年収  1億の人

 

はいこの人達の平均年収は・・・・

 

2160万になります。

 

こんな具合で平均ってあてになりません。

貧困が見過ごされる理由の一つでもあると思います。

10人貧乏でも、1人が数億稼いでしまえば、平均年収は1000万を大きく超えてしまうわけです。

 

私は大卒の人の方が、年収が高くなる理由は

  • 年収の高い会社に就職する。
  • 勉強する(学ぶ)習慣を持っている。
  • 在学中の経験が視野を広げる。
  • 在学中に人脈が出来る。
  • 向上心が強い

 

こんな感じだと思っています。

 

学歴にコンプレックスがある人もいるかもしれません。

ロンブーの敦さんは、青山学院を受験しましたよね。

 

難関大学を目指すような方は、大学に合格して、○○系の企業に就職して~

というようなビジョンを早くから描いているケースがあります。

そもそも向上心が高い。

 

そんなケースもありますが、能力が高い人、出来る人なんて言い方もしますが、そんな人はそもそも学歴なんて関係ありません。

 

私は堀江貴文さんを尊敬していますが、彼は東大に合格したものの卒業していない。

履歴書上の学歴は高卒と同じです。なんなら中退。しかもその後に、逮捕勾留されていたのですから、並みの人なら、詰んだと思ってもおかしくありません。

 

でも彼はそんなこと気にしていませんよね。

みなぎる自身と、並々ならぬ好奇心。好きな仕事だけやって、しかも食べていける。

 

人生を最高に楽しんでいると思っています。

 

クイズ番組でよく見る伊集院光さん

彼は学歴でいうと中卒です。ですが、あんなに賢いですよね。

 

これは林修さんも話していたのですが、学歴ってどっちにも左右するんです。

 

「さすが東大卒だね!」と言われることもあれば

「東大卒なのにそんな事もわかんないのか」とも言われます。

 

特化して専門的な勉強をしている人も多いですから、勝手にハードルを上げられて、なんでも知ってると思われる。彼らもまた大変なのです。

でも林修さんってなんでも知ってますよね。差が出てくるのはこういう部分だと思います。

林修さんは、プライドが非常に高く「東大卒なのにそんな事もわかんないのか」と言われたくないという思いと、知識を得たい思いが強いので、今の林修さんが出来上がりました。林修さんについてももっと書きたいのですが、またの機会に。

 

結論として

すごい人は、学歴に関係なくすごい。

向上心が高いから、学力も高い。

見ている視野が広い。

 

働く能力については、学歴は関係ないと思っています。

22~30歳くらいにかけては、社会経験が長い分、高卒の方の方が、仕事の能力は高いと思っています。これも前述の「平均」で語っています。

 

出来る人は出来るんですよね。学歴という自信が、後押しする部分もあるような気がします。

自分は学歴がないから・・・

ってネガティブになる必要は全くないです。

 

本当に出来る人は、人を学歴では判断しません。

自分を磨く時間に充てて、学歴厨の集いから脱出しましょう。

 

 

東大読書と京大読書

 

すごく長くなりました・・・・

本題に入ります。

 

私はどっちも読みました。東大→京大の順番で読みましたが、順番が変われば、感じ方も変わるのかなとそう思います。

 

まず両書に共通することから。

  • 本の内容をアウトプット(実践)する。
  • 読みながら、常に疑問を探す。
  • 読むことによってどうなる(どうなりたい)か考える。

 

主張の異なる部分(東大)

  • 速読について否定的
  • 迷ったらベストセラーを読むべき
  • 広く浅く知識をつける。

 

主張の異なる部分(京大)

  • ガンガン速読、漢字だけ読んでも内容はある程度分かる。
  • 読みたい本だけ読む。
  • 狭く深く。知識をつける。

面白いですね。同じ読書術なのに、主張が異なる部分があります。

ただどちらも目的は近い。

 

ゴールは同じなのに、道のりが違います。

 

これについては、「睡眠」「勉強法」「健康法」などのテーマでも起こります。

私は、野球などで例えるならばバッティングフォームだと思っています。

 

ヒットやホームランを打ちたい=目的、ゴール

それに対するバッティングフォーム=道のり

 

1人1人能力も、環境も違いますから、最終的には、自分に合ったものを選べばいいと思います。

似た本を読むことによって、いいとこ取りが出来るわけです。

 

東大+京大を読み、いいとこ取りすることで、自分自身の読書術が出来ます。

また別の読書術を読んでいいとこ取りをすれば、また読書術が進化します。

 

読書はこの連続です。

 

単純に本をたくさん読む人は、どんどん知識がアップデートされて、理想のバッティングフォームに近づいていきます。

 

器用な人は一冊でフォームを固められるかもしれません。

それは人それぞれ。

まとめ

1日3時間寝ればいい人。

1日1食の方が、体調が良くなる人。

 

色んな人がいます。

 

一概にどっちがいいというのはありません。

無理やりまとめるならば

 

広く浅く色んな知識を身に着けたい。 → 東大式

自分の読みたい本を深く学びたい   → 京大式

 

私は、どっちも取り入れて良いとこ取りします。

テーマの同じ本を読むという経験は非常に面白いものです。

 

是非お試しあれ!!

 

ではまた明日です。