仕事の出来る人、出来ない人
部下を持ったことのある人。
あるいは同期や後輩、先輩。
一緒に仕事をしていて、あぁこの人仕事が出来るな。とか
逆に、こいつは何をやらせてもダメだな。
とそんな場面に遭遇したことがあると思います。
仕事の出来る人と出来ない人って何が違うのでしょうか。
考えてみましょう。
部下Aと部下B
私は前の職場で、部下が2人いました。
2人は同期で、切磋琢磨しながら仕事をしていました。2人とも人間的にいい後輩で、本当に助かりました。(おかげで楽が出来ました。)
まずA君
男性 23歳
<B君 男性 21歳 高卒 仕事は省エネ、自分から動かない 自分の意見をはっきり言う(生意気) B型 三男
結論を先に言うと、B君の方が仕事は出来ました。
センスがいいタイプでした。
A君は、真面目で一生懸命。
時間外労働も多く、本当に色んな仕事をしていました。
でも色んな仕事を抱えて、パンクする傾向がありました。
途中からそれに気づき、A君にはあまり仕事を与えないように気を付けていましたが、
真面目ゆえに、他部署の仕事、部外からの依頼、まぁ色んな仕事を引き受ける。笑
取捨選択が下手でした。期日に仕事が終わらないこともしばしば。
B君は、要領よく働き、超過勤務は要らないから、早く帰りたいというタイプ。
早く変える事を心がけているから、いかに早く終わらせるか。という着眼点で、仕事をとらえていました。そして余計な仕事をしない。自分で工夫して仕事のコントロールをしていて、本当に仕事は早かった。逆に与えないと、サボるので、常に仕事を与える必要があった。それでも仕事は早かった。
人としては、どっちもいい子だったのですが、仕事の面で上司として助かるのは、間違いなくB君。実際に仕事をすると多くの人はそうなるはず。
仕事を抱え込む
仕事が多すぎて終わらない。
という人。いると思います。その時には、本当に自分がその仕事をしないといけないのかを考えてください。
誰にでも出来る仕事なら、他の人に任せてしまいましょう。丸投げでいいんです。
私は、部下を育てて自分が楽したいタイプです。出世もさほど興味が無いので、後輩に抜かれても別にいいですし、そんなに気にしません。
まず他の人に頼めないか考える。これが第一歩です。真面目でイエスマンな人は、全部人にやってもらうくらいの勢いで過ごしましょう。
仕事のセンス
コピーの取り方
1つ仕事を頼んでも、人によって成果は違います。
例えば、「この資料10部コピー取っておいて」と頼んだとしましょう。
何もアンテナを張っていない人は、普通に初期設定でコピーをするでしょう。
まぁそれしか頼まれていませんし、上司の指示も悪いですからね。
気遣いが出来る人は色々考えてくれます。
- 10部って事は会議に使う資料だから、両面印刷でホチキス止めかな?
- 〇枚目の資料が見にくい。〇枚目はA3でコピーした方がいいかな。
- 資料を渡されたけど順番が違うな、本当にこの順番でいいのかな。
そして質問してくれます。(私が無能だからというのもある。)
その気遣いによって、頼んだけど失敗したな、もう一回コピー取らなきゃ。
とならなくて済みます。
まぁ何が言いたいかというと、人に依頼されたら、その人が何を求めているか考えましょう。提案によって、もっといい成果物になるかもしれません。
上司への報告
近寄り難い、面倒な上司ほど、懐にもぐりこんだ方が楽です。
年配の方は報連相を大切にと、育ってきました。基本的には進捗の報告は細かくした方が良いです。
ただその辺も、人にもよりますし、雰囲気にもよります。
- 報告のタイミング(忙しそうにしていないか、機嫌が悪くないか)
- 報告の内容(簡潔に分かりやすく)
- 期限ギリギリの報告ではないか
3番目が特に重要です。〇日までという仕事があったとしましょう。
期日前日に上司に相談して、上司の求めている物と全然違っていたら、また作り直しになります。そしたらもう絶対に間に合いませんよね。
なので、2割、5割、7~8割の進捗で上司に報連相していくのがいいでしょう。
2割
ここで相談して、方向性が間違っていても傷が浅い。間違ったまま進むと大変に。
まずこのくらいで相談。
5割
2割の進捗から、方向性がずれていないか、このまま完成へ向けていいか相談。
もしかしたら、依頼してきた時と、求める物が変わっているかも。面倒な上司は意見がコロコロ変わる。そういう人はこまめに相談すると吉。
7~8割
ここの相談で、終わる可能性もあり。これくらい作ってくれれば充分となる事も。
自分の色を出したい上司なら、7割くらい作れば、残りは自分で作る。
10割仕上げても、手直しされたら時間の無駄。
どうでしょうか。面倒な人は、意見をコロコロ変えたり、機嫌が悪かったり面倒なので、懐にもぐりこんでしまいましょう。心理学的にも、たくさん接触すれば仲良くなれます。これについては、また別途紹介します。
ちょっと長くなってしまったので、続きはまた明日書きます。
ではまた明日~