大戸屋は先日の決算で上場以来初めての営業赤字となりました。
なぜ大戸屋が赤字となってしまったのでしょうか。 考えてみたいと思います。
元々大戸屋は利益率が低く本業の利益を表す営業利益利益率を過去5年分確認すると、2.3%、2.3%、2.7%、2.4%、1.6%、といった具合。
自分は大戸屋をよく利用します。
そもそも大戸屋は価格が安い。(ありがたい)
そしてメニューが多い。(ありがたい)
ただ経営という面では話は別です。
まずメニューが多いと、決めるのに時間がかかります。
お客さんの回転率に繋がりますね。
どちらも立地もいいので、混雑するわけですが、大戸屋は、待ち時間は考慮しない場合。入店、注文、会計、までで自分の場合40分~45分くらいかな。
でも吉野家だとどうでしょうか。
30分も滞在しないような気がします。
この回転率で差が出ている部分もあると思います。
吉野家に来る人は大抵、牛丼を食べに来ている。注文を決めるのも早いと思う。
原価率は非常に高く、牛丼(並)における利益は本当に少ないと思う。でも回転率が圧倒的に早い。それでいて、お昼時には列が出来る。
大戸屋の場合だと、メニューが多く決めるのに時間がかかる。そして、オーダーが入ってから調理する物も多く提供にも時間がかかる。
このスタイルで、利益を生むのは高級レストランなんかが該当する。
客数は少なくとも、客単価が圧倒的に高い。
一方で大衆店は回転率(客数)が勝負を分ける。
私がよく行く大戸屋も混んでいる場合が多い。でも回転率によって利益が伸びない。
そんな感じだと思う。
この課題を解決するのは、非常に難しい。
- メニューを絞って回転率を上げる
- 客を速く捌く仕組みを作る
- 価格を上げる
こんな感じでしょうか?
価格を上げたり、メニューが減ったりすると、客離れに繋がります。
予約システムや、食券を買う事で、自動でオーダされるようなシステムもあります。
色んな工夫をして、復活を遂げて欲しいですね。
個人的に、大戸屋さんは大好きなので、今のサービスを維持して、利益を生んで欲しいですね。ちなみに大戸屋さんはジェフグルメが使えて、楽天ポイントも貯まります。
さて前置きが長くなりました。株に話を戻します。
※いずれも100株保有
大戸屋 2400円 決算月3月
配当利回り 1.04%
株主優待 3年未満 2500円の食事券 または米2kg
3年以上 3000円の食事券 または米2kg
吉野家 2772円 決算月2月、8月
配当利回り 0.72%
株主優待 300円サービス券 各10枚
優待内容も吉野家が勝ります。そもそも300円券×2でほぼ無料みたいなものです。
そして、ジェフグルメが使えて、Tポイントが貯まります。
私は1500円で吉野家株を買っているので、現時点で、12000円ほど含み益があるのですが、そもそも5年保有していて、もう優待券を使いつくしています。
やっぱり優待は強いですね。
まぁ何が言いたいかと言うと、こういった目線を養うと、株を買うときに役立ちます。
「利益率ってどうなんだろう」「思ったよりお客さんが入っていない・・・」等々。
株価の話はまた明日書きます。
ギグワクス 東証1部 2375 1309円 → 2035円
1650くらいが天井かと思っていましたが、また上昇。
5Gというトレンドは強い。やっぱり国策ですね。
頭と尻尾はくれてやれという格言がありますが、100株あたり、40000円ほど逃したので、ちょっと残念。まぁ充分利確したので、良しとします。一喜一憂しないのが、投資のコツです。
菊水化学工業 (7953)400円→446円
NISAで保有している銘柄なので、個人的に期待しています。
すでにプラスなので、利確してもいいのですが、もう少し伸びしろがあると思っています。現在人気が無い銘柄なだけに爆発力はあると思うので、気長にホールドです。
複数の雑誌がテンバガー候補に挙げていました。
投資の種類とポートフォリオ
個人的おすすめ優待銘柄
最強の銘柄紹介します。
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