【スタンフォード式人生を変える運動の科学】感想 - （投資と読書と旅＠ミニマリスト）北国からのつぶやき

スタンフォードシリーズ。睡眠もそうですが、非常に分かりやすく最新のエビデンスを載せてくれるのがこの書。結論を書くと、運動するとＱＯＬが上がるよって話。

ある程度の運動で幸せになれる人間の仕組みに感謝したいです。

ランナーズハイという言葉を皆さんも知っていると思います。
具体的にはややきつい運動を 20分行うという事。
しんどいわー、無理だわ一つて思うかもしれませんが、 1日に YouTubeや SNSに贅やす蒔間はそれより長いはず。

ランナーズハイのメカニズムを書くと、文字数が膨大になるので、気になる人は本書を読むか、ややきつい運動を 20分行うという事と気分が良くなるって結論部分だけ覚えてください。

うつ病を患った患者の 61 %が自然の中で運動をする事で、症状が寛解されたという研究結果があります。

私もうつの経験はあります。どうしても気分が晴れない時ってありますよね。

前回の「最高の体調」でも書きましたが自然の中で運動をするという効果は計り知れない物があります。そもそも人類は屋外で活動していた生物であり、長い歴史の中に屋内でデスクワークを始めたのはほんの最近の話。進化の過程にデスクワークはありませんからね。

自然の中で運動すると、うつが緩和するという事は、その逆も然りなのです。ずっと屋内にいたら体調を崩すのも納得ですね。

人間が習慣付くためには、 6週間程度の継続が必要になります。
これは何でもそう。読書でも早寝早起きでも、逆に堕落した生活も。
毎日飲酒をするという人はそれが習慣化し、ルーティン化しています。運動に関しては、気分が良くなるのも相まって、継続はそんなに難しい事ではありません。

トレーニングウェアを取り出しやすい場所に準備しておくとか、トリガーを引き出しやすいようにしておきましょう。これについては、習慣化の記事を参照してください。

何だか気分が晴れないって人はグリーンエクササイズがおすすめ。
まず朝起きて公園を散歩してみる。これが本当に効果的なのです。

20分の運動は、サイクリングなどでもいいので通勤を自転車にしてみるのもいいと思います。朝の日光＋グリーンエクササイズで一石二鳥です。

効率のいいQOLの上げ方に運動は必須ですね。資産を増やす事よりも重要です。

以上スタンフォード式人生を変える運動の科学でした。